生コン専用保険

生コンクリートの強度不足など、品質不良による損害賠償責任を補償する保険です。

補償制度のご案内

生コンクリートの強度不足など、品質不良による損害賠償責任を補償する保険です。

生コン会社が製造した生コンクリートの不具合・品質の欠陥に起因して、建設中または完成後の建設物に損壊が発生した場合の、生コン会社が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害を補償する保険です。

事故例①
プラントの設備不良

前日の落雷が原因でプラントに設備不良が発生。セメントが過小となっていることに気付かず、生コンを納入してしまい、強度不足が発生した。

事故例②
配合登録誤り

高性能AE減水剤とAE減水剤の配合登録を誤り、材齢91日で設計基準強度を下回るなど、強度不足が発生した。

事故例③
誤配送

ミキサー車ドライバーの思い込みによる人為的ミスが原因で、生コンを誤配送してしまった結果、強度不足が発生した。

補償対象

構築物の補修や建て直しに関わる以下の費用を5億円を上限として補償します。

解体費

強度不足が生じた構築物を解体するための費用

運搬・処分費

解体したコンクリートガラ等を運搬・処分するための費用

再建築費用・再納入費用

新たに建物を建て直すための費用、また生コンクリート再納入の費用

遅延損害金

構築物全体の工期が遅れた場合の遅延損害金

建て直し費用以外にも、さまざまな補償があります

生産物賠償責任保険

生コンに異物が混入し、ポンプ車フレキシブルホースを破損した場合など、第三者への対人・対物事故を補償します。

施設賠償責任保険

セメントサイロを破損させ、セメントが周囲に飛散した場合やペイローダーの操作誤りで第三者に損害を与えた場合など、対人・対物事故を補償します。

納期遅延による経済損害事故補償

生コンの欠陥やプラント設備に生じた損壊などによって、生コンを納入できなかった場合などの損害賠償責任を補償します。

事例

実際に発生した加入事例・事故事例をご紹介します

事故事例はこちら

お手続きの流れ


お客さまの声

  • 生コン会社  代表取締役

    生コンという半製品に保険をかける考え方はありませんでした。 強度不足が発生すると最悪の場合、建て直しが必要となり、億単位の多額な損害賠償請求が生じることも想定されます。 生コン工場を安定して運営していくためは必要な保険だと思います。

  • 生コン会社  工場長

    現場ではさまざまなトラブルが起こります。強度不足の疑いで、第三者機関でコア抜き検査を行ったり、プラントの一部が損壊し、生コンが納入できなかったことで賠償請求されるなど、多岐に及びます。 様々な事案に丁寧に対応してもらい、助かっています。

よくあるご質問

2週間前後のお時間をいただいております。

1年間分を一括して支払う方法と月ごとに支払う方法を選択することができます。
保険料の支払方法は、口座振替となります。

保険期間は1年間となります。
継続契約をすることで、初めて保険に加入した保険開始時期以降に納入した生コンを補償することができます。

補償金額は原則5億円としております。ご希望の補償金額があればご相談ください。

免責金額は原則0円となります。
ただし、納期遅延による経済損害事故補償については、免責金額10万円となります。

保険金をお支払いできない主な事由は以下の通りです。

・保険契約者、被保険者の故意・重大な過失による損害
・戦争、暴動、テロ、核燃料物質等による損害
・地震、噴火、洪水、津波等の天災による損害
・特別な約定によって加重された賠償責任

協同組合が保険契約者となって、組合員のために保険を契約することは可能です。
また、協同組合と組合員の両社が保険契約者となって、補償金額を10億円にするなどの設計も可能です。

弊社では、生コン業界専用の賠償責任保険と瑕疵保証責任保険の両方を取り扱いしております。
瑕疵保証責任保険は協同組合が契約者となる保険契約のため、会社単位で加入することはできません。

お問い合わせ



このホームページは、各保険の概要についてご紹介しており、特定の保険会社や商品名のない記載は一般的な保険商品に関する説明です。取扱商品、各保険の名称や補償内容は引受保険会社によって異なりますので、
ご契約(団体契約の場合はご加入)にあたっては、必ず重要事項説明書や各保険のパンフレット(リーフレット)等をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、代理店までお問い合わせください。