大きな補償に対して検討しやすいものだった

ご契約事例

Q1 なぜ、生コン賠償責任保険を検討しようと思いましたか?

生コンクリートという半製品を製造している関係で、強度不足により建て直しになってしまったら、大変なことになるだろうとは思っていたものの、真剣に考えたことはありませんでした。
グループ会社で取り壊し事案が発生し、保険で構築物を取り壊すためのハツリ費用や再建築費用などを対応していただいたと聞き、保険加入したいと考えるようになりました。

Q2 生コン会社のリスクをどう思いますか?

生コン製造の責任限界は荷下ろし地点までなので、それ以降の管理ができないのが半製品である生コンのつらいところだと思います。
自社で供試体を水中養生していますが、現場採取の供試体と試験結果が違うことがあるというのは時々聞くので、そういった場合の対応方法もアドバイスしてもらえるので、心強いなと感じます。
生コンクリートは、荷卸し後に強度発現してコンクリートとして完成品になるので、出荷前に硬化後の試験が行えないというのが一番のリスクです。
もちろん、そうならないための品質管理を徹底していますが、可能性を完全にゼロにすることはできないのも事実です。

Q3 生コン賠償責任保険に加入することを、どのように感じましたか?

掛金は、大きな補償に対して検討しやすいものだったので、生コンクリート製造業には必須だと思っています。

Q4 生コン製造業を経営する上で、どんなときに不安を感じたりしますか?

品質管理は徹底しているつもりですが、特に昨今の猛暑では、強度が出づらいこともあるので、強度不足が生じないように、より神経を使っています。
また、夏季配合と標準配合の切替時にも特に気を配っています。

Q5 今までにどのようなトラブルがありましたか?

今まで、おかげさまで強度不足のトラブルは発生したとこはないのですが、コンクリートガラ混入によるポンプ車ホース破損や受入検査で何台も帰されてしまったことがありました。
受入検査での不合格は、保険の対象外とは聞いているし、荷卸し以降の不具合に対応した保険なので、強度不足に対応してくれれば十分だと思います。

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